1.高い目標を持っているか?
目次
プロと言われる人は、目標を達成するために、目標と現実がかけ離れていても地道に根気よく続けます。しかし、アマチュアで終わる人は、すぐに諦めるか、基準を緩めて妥協するので目標を達成できずに終わってしまいます。
2.常に成長を意識しているか?
プロと言われる人は、現状に甘えるこことなく常に高みをきわめようとし、そのためにどうすれば良いのか、その方法を徹底して考えます。
アマチュアで終わる人は、何かを行って壁にぶつかったとき、これで十分と諦めて自分を慰めます。
あるいは、できるための方法を考えるのではなく、できない理由を見つけて、言い訳を自分や他人に対して言うことで現実からすぐに逃避します。
3.自分を追い込めるか?
プロと言われる人は、常に目標を意識し、そのために今、何をやるべきかが明確に分かっています。
そして自分を良い意味で追い込み、無駄な時間を過ごしません。
アマチュアで終わる人は目標があっても、その目標が明確になっておらず、娯楽や息抜きについつい貴重な時間を浪費しています。
4.プライドを履き違えていないか?
アマチュアは、プライドが高い。1人ですべてをこなそうする姿勢が仕事に表れます。「私なら何でもできる」という自信があります。その意気込みは素晴らしいですが、事実は異なり1人の人間では、限界があります。
1人が発揮できる力と時間には、限界があります。もちろんアマチュア1人とはいえ、それなりの仕事結果を出します。しかし、1人の力には限界があります。
プロは、弱さの自覚があります。弱さを自覚することで、別の手段を考えます。それが「協力」です。
有限だからこそ、限られた時間に最大の結果を出せるように、他人の協力を求めます。プロには「1人の力は限界がある」という自覚があります。
限界があるからこそ、より多くの人から協力を得て、大きな力を発揮しようとします。多くの人と協力して、大きな仕事を短時間で完成させてしまいます。
アマチュアには、強さのおごりがありますが、プロほど弱さを自覚して、他人の協力を積極的に借りようとするのです。
5.根拠のない自信
プロと呼ばれる人は、「やったことはないけれど、きっと自分ならできるはずだ」という自信をもてれば、初めての物事にも臆さず挑めます。
ソフトバンクグループの創業者・孫正義氏は「最初にあったのは、夢とそして根拠のない自信だけ。そこからすべてが始まった」という名言を生みました。24歳で初めて起業し、さまざまな事業に取り組みつつ大企業をつくり上げる過程では、先見性や分析眼だけでなく、相当な自信が不可欠だったはずです。起業に限らず、新しいチャレンジをするときは、100%うまくいく保障などありません。だからこそ、「自分ならきっとできる」という「根拠のない自信」を強くもち、思いきって行動を起こせるかどうかが重要なのです。
アマチュアで終わる人は、可能性を信じていないので、立ち止まるだけでなく十分な努力をする前にギブアップしてしまいます。
6.自分を守っていませんか?
自己保身が強いと、すぐに自分を守ろうとします。守るために戦うというというより、戦いに負けることを嫌って現実から逃避します。
プロと呼ばれる人は、厳しい局面になっても自己保身に走らず、徹底して自己と戦い、現実から逃避しません。
アマチュアで終わる人は、自己が傷つくことを恐れ、すぐに現実から逃避します。
7.達成感に浸る時間の長さ
大きな目標を達成するまでには、途中でいくつもの小さな達成を繰り返しています。
プロと言われる人は、途中の目標を達成しても、その達成感に長く酔うことはありません。
大きく喜ぶことで次の目標にチャレンジするモチベーションを高めることはしますが、すぐ次に向けて気持ちを切り替えます。
アマチュアで終わる人は、喜びの余韻に長く酔って次へのスタートをなかなか切れないで、現状にとどまり続けます。
8.現状に満足しているか?
プロと言われる人は、初期の目標を達成したら、さらに次の高みを目指してチャレンジをします。
例えば、オリンピックで金メダルという最高の目標を達成できても、二連覇を目指して明日からでもチャレンジャーの気持ちで努力を継続します。
あるいは、常に進化する意識が強くあくなき探究心があります。アマチュアで終わる人は、燃え尽きてしまい、次へのチャレンジを簡単に諦めてしまいます。
9.前進しているか?
プロと言われる人は、信念に裏付けされたスタイルを持っているので、ブレがなく前へ、前へと進みます。しかし、アマチュアで終わる人は、自分自身に信念がないので、目標に向かうためにやるべきことがチグハグになり、右往左往したり、時には後退をしてしまうことがあります。
10.継続して努力しているか?
プロと言われる人は、決して目をギラギラさせて、がつがつとした努力を行っていません。
むしろリラックスして自然体で努力を行います。つまり努力していることを当たり前だと思っているので気づいていないと言ういい方もできます。
そのため、アマチュアで終わる人のようにやり過ぎて、しばらく休憩するなどの行動に大きな波がありません。
常にコンスタントに継続して努力をします。
また、自分を冷静にコントロールできているので、一喜一憂することもなく自己を的確に分析して長所を伸ばし、短所は違った見せ方をし長所のようにうまく見せます。
USJをV字回復させた森岡 毅氏から言わせると短所はどれだけやっても短所のまま、でも長所のように見せることは出来ると。。。
人物ではないですが、「西武園ゆうえんち」をリニューアルにするにあたり「古臭い」「寂れている」など今までは負のイメージしかなかった遊園地を「昭和の街」「昔懐かしい・レトロ・ノスタルジック」という負から正のイメージに変えるような戦略を行なったことがありました。
このように負の要素でも一見見る角度を変えると正になる可能性があります。